佐久市の産婦人科｜いまいレディースクリニック

お隣の軽井沢ではこの週末初氷も見られたようで、佐久平もだいぶ冷え込みが厳しくなってきました。
そのような中、先日小諸で「子宮内膜症」に関する講演会があり出席しました。

「子宮内膜症」は本来子宮の内側にしかない子宮内膜が子宮の外側や卵巣、腹膜などに発生してくる良性の病気で最近増加傾向にあります。
子宮内膜症による症状として代表的なものは月経痛（生理痛）であり、不妊症の原因にもなります。

今回は講師として信州大学の先生にお越しいただき、子宮内膜症に対する最新の薬物療法や手術療法、不妊症との関連などにつき約１時間ご講演いただきました。講師の先生は信州大学の不妊症診療のトップであり、子宮内膜症と不妊症の関連につき特に詳しくお話されました。

実際の診療の場でも、月経痛がひどく受診される方や不妊症の方に子宮内膜症が見つかったりすることもあり、非常に参考となる講演会でした。
今後の診療の参考にしていきたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　院長